「もったいないな」——
それが、私が空き家事業に向き合おうと決めたときの、率直な気持ちでした。
まだ使える家、誰かの思い出が詰まった家が、手つかずのまま放置されていく。
そんな光景を見るたびに、「自分だったらこうするのに」と、胸の奥がムズムズしていました。

私は、特別な専門家ではありません。
けれど、仕事を通じて「こうしたらもっと良くなるのに」と感じることが多く、
誰かが抱える小さな困りごとや、言いづらい事情に気づけることを、自分の強みだと感じています。

空き家はただの不動産ではなく、誰かの記憶や関係性が染み込んだ“物語”のある場所です。
だからこそ、ただ処分するのではなく、未来に活かせる形でつないでいきたい。
その思いを形にすべく、私は今、空き家に本気で向き合おうとしています。

あなたの「どうしよう…」の先に、少しでも力になれたら嬉しいです。
そんな気持ちで、この事業を育てています。