空き家に動物が住みつく!? 害獣・害虫の被害と対処法【岐阜でも増加中】
はじめに
「久しぶりに実家に行ったら、天井裏から音がする…」
「郵便受けにムカデやハチが!」
実は空き家は、動物や虫にとって格好のすみかです。
人が住んでいない期間が長くなるほど、害獣・害虫の被害リスクが上昇します。
この記事では、空き家に住みつきやすい生き物の種類や被害事例、
そして実践的な対処法と予防のポイントをご紹介します。
1. 空き家は「静かで安全な棲み家」になりやすい
以下のような空き家の環境は、動物や虫にとって理想的です:
- 人の出入りがなく静か
- 雨風をしのげる天井・床下・押入れがある
- 食べ物の残りや紙くずがある
- 草木が生い茂っていて外からも侵入しやすい
✅ 岐阜市など自然が多い地域では特に、ハクビシン・アライグマ・ネズミ・ムカデ・ハチなどの侵入報告が相次いでいます。
2. 実際にあった空き家の動物被害事例
- 天井裏にハクビシンが住みつき、糞尿被害で天井が腐食
- 屋根のすき間からコウモリが侵入し、大量のフンで異臭
- 庭の雑草にスズメバチの巣ができ、近所から苦情
- 台所の食品残りかすにゴキブリやネズミが大量発生
いずれも、「もう少し早く点検していれば…」というケースが多くあります。
3. 害獣・害虫被害を防ぐためにできること
✅ 入口を作らせない
- 屋根・床下・窓のすき間をふさぐ
- ペットドアや通気口などの開口部に網をつける
✅ すみかを与えない
- 押入れ・棚・床下の整理
- 食べ物や生ごみを完全に処分
- 草刈り・落ち葉掃除で外からの侵入を防ぐ
✅ 定期巡回で「気配」を残す
- 人の出入りを感じさせると、動物の警戒心が働きます
- 郵便物の整理や庭の手入れも、“住んでる感”の演出になります
4. 害獣・害虫を見つけたらどうする?
- 安易に近づかず、駆除専門業者に依頼するのが原則
- フンや尿を触ると感染症のリスクがある
- 自治体によっては、ハチ・アライグマ・カラスなどへの対応補助制度もあり(※岐阜市にも一部あり)
✅ 当社の空き家巡回サービスでできること(岐阜市対応)
当社では、岐阜市内の空き家を対象に、
定期的な巡回で害獣・害虫リスクの早期発見と対策を行っています。
🐾 巡回時のチェック項目
- 屋根・床下・窓まわりの目視点検
- 巣作りの兆候、フン尿の痕跡チェック
- 室内の換気・通水で湿気防止
- 草木・落ち葉・ゴミの簡易清掃
- 郵便受けや玄関周辺の異常確認
🛠 オプション対応
- 害虫駆除・動物対策業者の紹介
- 巣・フンの撤去作業の相談対応
- 草刈り・樹木剪定など外回り整備
📩 詳しくはこちら
👉 空き家管理サービスを見る
まとめ
空き家は、人が住んでいないからこそ、生き物たちにとって“ちょうどいい住まい”になります。
しかしそれは、建物にとっては老朽化・衛生リスク・近隣迷惑に直結します。
まずは定期的な点検・管理を通じて、
「動物が住みつかない家」「人の気配がある家」をつくることが大切です。