空き家でも固定資産税はかかる?特定空き家の税金ペナルティとは【岐阜市の方必見】
はじめに
「誰も住んでいないのに、固定資産税がかかるの?」
「空き家にしているだけで、損してる気がする…」
実は空き家も、原則として固定資産税がかかります。
さらに、「特定空き家」に指定されると、税額が一気に高くなる可能性も!
この記事では、空き家の固定資産税の仕組みと、
知っておくべき特定空き家制度・ペナルティ・対策方法をわかりやすく解説します。
1. 空き家でも固定資産税は必ずかかる
空き家であっても、土地・建物を所有している限り課税対象です。
- 建物には固定資産税(毎年1.4%前後)
- 土地には都市計画税(市街地なら0.3%程度)も加算される場合あり
✅ 節税のカギ:住宅用地特例
住宅が建っていれば、その土地は「住宅用地」として特例が適用されます。
区分 | 減額率例 |
---|---|
小規模住宅用地 | 課税評価額 × 1/6 |
一般住宅用地 | 課税評価額 × 1/3 |
ただし…これが「特定空き家」になると、この軽減が外れるのです。
2. 特定空き家とは?どう指定される?
国の「空家等対策特別措置法」に基づき、次のような状態にある空き家が対象になります:
- 著しく老朽化し、倒壊の恐れがある
- 衛生上有害(ゴミの放置・悪臭など)
- 景観を著しく損なう
- 管理が行き届いておらず、周囲に迷惑をかけている
📍 岐阜市でも年々、「特定空き家」指定の件数が増加傾向にあります。
3. 特定空き家に指定されるとどうなる?
- 固定資産税の住宅用地特例が解除 → 最大6倍に増税
例)本来年2万円 → 指定後12万円になることも - 自治体からの勧告・命令(改善要求)
- 最悪の場合は「行政代執行」による解体 → 費用請求
特定空き家のペナルティは、放置すればするほど深刻になります。
4. 放置しないために今すぐできること
- 雨漏り・破損などがあれば修繕を行う
- 草刈り・ごみ清掃・通風など、最低限の管理を行う
- 定期巡回サービスを活用して管理状態を「見える化」する
放置空き家と「きちんと管理されている空き家」では、行政からの評価も大きく異なります。
✅ 当社の空き家巡回サービス(岐阜市内対応)
当社では、岐阜市と周辺エリアで、
月額5,000円〜の空き家巡回・管理サービスをご提供しています。
基本サービス
- 外観・庭・ポストのチェック
- 写真付き報告書の送付(メール/LINE対応)
- 室内の換気・通水(※鍵預かり時)
オプション
- 草刈り・除草
- 害虫・動物対応
- 清掃や簡易修繕の手配
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まとめ
空き家を持っているだけでかかる税金。
「住んでいないから関係ない」では済まされない時代です。
「特定空き家」になる前に、最低限の管理をしておくことが、
お金も家も守る一番の近道です。
岐阜市で空き家をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。